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コネクテッドTV

Johnson & Johnsonは、コネクテッドTVとOTTを活用することでケア産業を拡大

  • Universal Mc Cannのロゴ
  • J&Jのロゴ

柔らかな光が差し込む部屋で、鏡に映る自分の姿を見ながら手ぐしで髪を整える男性。

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常にイノベーションの限界を押し広げてきた、世界最大かつ最も多角的なヘルスケア企業であるJohnson & Johnsonは、最新のキャンペーンでビッグテックであるウォールドガーデンを越えてリーチを拡大したいと考えていました。CTVやOTTで新しいオーディエンスにリーチし、台湾全土でファーストパーティデータを拡張するためのよりスマートな方法が必要で、それを実現したのがThe Trade Deskの高度でデータドリブンなターゲティング戦略です。


広告主: Johnson & Johnson | 代理店:Universal McCann

手法:コネクテッドTV(CTV)、オーバーザトップ(OTT)、ソーシャルディスプレイ

ケア産業の市場をオープンインターネットに拡大

Johnson & Johnsonは、世界の製薬会社の研究開発費においてトップ10にランクインしている、世界最大かつ最も多角的なヘルスケア企業です。医療、医薬品、CPGの分野で業界をリードする同社では、マーケティングの成功においてもイノベーションが重要な役割を果たしています。

Johnson & Johnsonとその代理店であるUniversal McCann(UM)は、オープンインターネットがマーケティングにおいて大きな可能性を秘めていることを認識し、コネクテッドTV(CTV)やオーバーザトップ(OTT)といった活況なチャンネルの新しい広告テクノロジーとデータソースを活用したいと考えていました。

この新しいアプローチを採用した同社は、The Trade Deskと連携して、台湾で最新のヘアケア製品「Regaine」のマルチチャネルキャンペーンを開始しました。

ファーストパーティデータを拡張すると同時にオーディエンスとエンゲージ

Johnson & JohnsonとUMは、客観的な効果測定を可能にする独立系DSP(デマンドサイドプラットフォーム)であるThe Trade Deskを活用して、高度なデータドリブンターゲティングで新しいオーディエンスに効率的にリーチすることを目指しました。

両社が特に感銘を受けたのは、The Trade Deskの強力なデータマーケットプレイスで、キャンペーンチームは、購買傾向、位置情報、経歴、興味などに基づいて、幅広いデータセグメントやターゲット・オーディエンスにアクセスすることができました

また、人々との対話を促進するために、CTVとOTTの動画広告を視聴した消費者をソーシャルディスプレイ広告でリターゲティングしました。The Trade Deskの広告配信プラットフォームで実施されたソーシャル戦略はシンプルで、同じ魅力的な広告でオーディエンスにリーチするため、毎回新しいクリエイティブ素材を作成する必要がなくなりました。

広告費を最適化し、人々との対話を維持

The Trade Deskと連携することで、チームはあらゆることを一元化して簡単に行うことができました。DSP(デマンドサイドプラットフォーム)は、CTVおよびOTTの多彩なプレミアムインベントリへのアクセスを一か所で可能にするため、複数のパブリッシャーから個別にインベントリを購入・管理する必要はありません。

The Trade Deskのプラットフォームは、キャンペーンチームが広告費を最適化(オプティマイズ)するのに役立つ詳細な指標を提供しました。たとえば、最も効果的なセグメントは、「Regaine」のキーワードに基づくカスタムオーディエンスと、アジアの小売業者Watsonで購入したことがある顧客データであることがわかりました。

さらに、The Trade Deskのプラットフォームを活用することで、キャンペーンチームがすべてのチャネルとデバイスにフリークエンシーキャップを適用することができました。これにより、同一個人に広告が何度も表示されることがなくなり、無駄なコストが最小限に抑えられ、過剰支出が削減され、オーディエンス体験が向上しました。

コラボレーションを促進するため、UMはThe Trade Deskと緊密に連携し、日々のキャンペーン管理に加えて、キャンペーンに関する貴重なインサイトを提供。これらのインサイトにより、Johnson & Johnsonはターゲット・オーディエンスへの理解を深め、キャンペーンをより適切に最適化し、その影響と効果を新たなレベルに引き上げました。

リーチの拡大と費用対効果の向上を実現した健全なキャンペーン

Johnson & Johnsonが実施したこのキャンペーンは大成功を収め、リーチしたユニークユーザー数は110万人、各ユーザーがRegaineの広告を視聴した回数は平均3回という結果に。Johnson & Johnsonは、フリークエンシーキャップを使用することで、予算を増やすことなく46,000人の追加ユーザーにリーチすることができ、ユニークリーチを4.2%増加することができました。

CPCV(視聴完了単価)はキャンペーンチームの目標を上回る108%という結果に加え、CTVとOTTの動画広告は94%という驚異的な動画視聴完了率を達成しました。

また、ソーシャルディスプレイ広告は、目標インプレッション数の314%、目標クリック率(CTR)の600%と、それぞれ目標値を大幅に上回り、全体のCTRは0.6%という結果になりました。

Johnson & Johnsonは、同ブランドの実績に基づき、The Trade Deskと連携したオープンインターネット戦略を成功させたことで、ウォールドガーデンへの依存度への軽減を可能にしました。また、独自のファーストパーティデータを拡張することで、将来的により健全で費用対効果の高いキャンペーンを推進できるようになりました。



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