
Jeff Green
ジェフ・グリーンは、世界最大のメディアバイイングの独立系DSP(デマンドサイドプラットフォーム)であるThe Trade Deskの共同創業者、最高経営責任者(CEO)、および取締役会会長を務めています。
2009年にThe Trade Deskを共同設立。2016年に新規株式公開(IPO)を経て、同社は急成長し、世界24の市場で事業を展開しています。The Trade Deskはこれまで、米国フォーチュン誌の「急成長企業100社」「将来性の高い企業50社」「最も働きがいのある企業」に選ばれました。
グリーンは、アメリカ・マーケティング協会(AMA:America Marketing Association)の「40歳未満の新進リーダー4人」に選ばれ、また共同創業者のデイブ・ピクルスの両名は、2017年に「EY Entrepreneur Of The Year」にも選出されました。
グリーンは、Internet Advertising Bureau(IAB)のNetworks and Exchanges Quality Assurance Guidelines Committee(ネットワークおよび取引所品質保証ガイドライン委員会)の委員であるほか、米国およびヨーロッパの広告・テクノロジー企業数社の取締役を務めてきました。
グリーンとThe Trade Deskは、Water.org、Charity Defense Council、Thorn、Not Impossibleなど、数多くの非営利団体で活動を行ってきました。
2021年、グリーンは「The Giving Pledge」に署名し、生涯で彼の保有資産の90%以上を寄付することを誓いました。自身の設立したJeff T. Green Family FoundationのDataphilanthropyを通じて、教育やメンタリングへのアクセス格差などの社会課題に対し、データサイエンスを活用した取り組みを進めています。カリフォルニア州立大学群の中で最も新しく勢いのあるカリフォルニア州立大学チャネルアイランド校で、学生の中退率を改善するためのメンターシッププログラムを設立し、このプログラムは、カリフォルニア大学全体に拡大しています。また、自身の財団を通じて、ユタ州のLGBTQの権利を提唱する団体「Equality Utah」との協力のもと、LGBTQ+の学生のための新しい奨学金プログラムを設立しました。
The Trade Deskを創業する以前は、グリーンは世界初のオンライン広告マーケットプレイスのAdECN(2007年にMicrosoftが買収)を創業し、2007年にMicrosoftに売却しました。
現在、カリフォルニア州ベンチュラ郡在住。