The Trade Desk、広告主のデータを有効化するための 新アプローチとなる「Galileo(ガリレオ)」を発表

「Galileo」は業界で最もプライバシーに配慮し、豊富なIDエコシステムを提供し、 プラットフォーム上に広告主のファーストパーティデータをオンボードし活用

グローバルアドテクノロジー企業であるThe Trade Desk(本社:米国カリフォルニア州、CEO:ジェフ・グリーン)は、広告主のファーストパーティデータのアクティベーション(有効化)のための新たなアプローチである「Galileo(ガリレオ)」を発表しました。広告主は、あらゆるデジタルメディアにおけるメディアバイイングを最適化するために貴重な顧客データをできるだけ安全に有効化するとともに、広告配信結果とビジネス成果を正確に測定したいと考えるようになってきています。

多くの大手ブランドは、何年もかけてロイヤルカスタマーと強固な関係を築き、彼らのターゲット層に関するユニークで価値あるインサイトを創出しています。「Galileo」は、ブランドがプライバシーに配慮した方法でそのデータを活用し、類似した特徴を持つ新しい顧客を見つけることを可能にします。また「Galileo」は、Unified ID 2.0 (UID2) などを含む新しいクロスチャネルIDソリューションと連動しています。 The Trade Deskの最高戦略責任者(CSO)であるサマンサ・ジェイコブソンは、「私たちは今、オープン・インターネットの転換期を迎えています。インターネットの基盤は、Unified ID 2.0のように、さまざまなデバイスやアプリを横断して消費される今日のデジタルメディアに合わせて構築された新しいIDソリューションを受け入れています。そうすることで、これまでに経験したことのない豊かなIDエコシステムを構築し、消費者のプライバシーを第一に考えるIDソリューションを目指しています。『Galileo』により、世界の主要な広告主が、最も貴重な顧客データの価値を活用することを支援します。」と述べています。

「Galileo」は、広告主がファーストパーティデータを迅速かつ容易にオンボードし、有効化することを可能にします。

  • 主要な顧客関係管理(CRM)、顧客データプラットフォーム(CDP)、その他のデータおよびクリーンルームプロバイダとシームレスかつ直接インテグレーションできるため、広告主はUID2を使ったオーディエンスのマッチを即座に開始可能
  • すべてのパブリッシャー、プラットフォーム、デバイス、チャンネル (コネクテッドTVを含む) にわたってオーディエンスの照合を行うことで、真のオムニチャネルID環境を提供
  • IDマッチングと広告パフォーマンスの客観的なレポートと効果測定を提供

ジェイコブソンは、次のように述べています。「ほとんどのウォールドガーデンのオンボーディングを行うプロダクトでは、広告主は自身のデータがどのように機能し、キャンペーンがどのように機能しているか、透明性のある情報を取得していません。『Galileo』と『Unified ID 2.0』はこの障壁を取り除き、広告主はデータパフォーマンスに関する詳細なレポートにより、すべてのデジタル広告チャネルでデータを最適化できるようにします。」 「Galileo」の機能の一部として、The Trade Deskは現在、Adobe、Amazon Web Services、Habu、InfoSum、LiveRamp、Salesforce、SnowflakeなどのCRM、CDP、クリーンルームプロバイダと直接インテグレーションしています。 詳細については、thetradedesk.com/galileo(英語)をご覧ください。